紅茶の零しどころ

オタクが気まぐれで書いてる

み~んなでキラッとプリティーライブ2018 感想

歴代プリティーシリーズの集うライブイベントである『プリティーライブ2018』に参加してきたので感想。

今回のライブは ”プリティーシリーズのイベント” という体ではありますが、参加する側の感覚としては例年のプリパラウィンターライブのノリで参加していました。去年は1公演のみでしたが今年は昼夜回しの2公演。

 

 

最初に手短に一言で感想を言います。

 

死ぬほど楽しかった~~~~~......

 

正直言って、オータムからそんなに時間が経っていないことと去年のウィンターが非常に良かったことが尾を引いたのもあったので「昼夜回しはダレるかもしれないし単一の公演が良いなあ」ともライブ前は思っていたんですけれど、実際そんなことは全くもってなかったですね。

セトリも演出も素晴らしく、コンテンツライブとしての完成形を見せつけられた気分です。

昼が終わった時点で身体も心もリミットブレイクしていたので「え、これ今年最強のライブかもなんだけど......まだ夜もあるのか......??」と笑うしかなかった。

昼は身体の赴くままに高まった結果ライブ中に左足をつるなどしたので「夜は観ることに集中しよう」と思っていたのですが、夜は夜で大幅にセトリを変更してきたのでその余裕もなくなり、無事に右足も壊しかけました。

 

昼公演の話

最初にランガちゃんとわーすたがプリチャンのOP・EDやってわちゃわちゃ。

コールが分からなかったのでわーすた登場時は周りに合わせるフリしてワールドカオスを叫ぶことでその場を凌いでいました。

 わーすただと最近のKIRA KIRA ホログラムが好きなので現場で聴くのを割と楽しみにしていたんですが、実際聴いて「やっぱ良い曲だぁ〜」となれたので楽しかったです。

 

ランガちゃんとわーすたのオープニングアクトでほどよく温まってきた後、「さ~て初手は何かな~ワラ」とのほほんと考えていたらいきなりMemorialが飛んできて息が止まっちゃった。

しかも2サビ後の間奏でソラミとドレシのチーム結成回をモニターに映しながらチーム結成の儀式の振り付けを入れてきたので年の瀬にしてライブで感情になるRTAの今年最速走者になってしまった。

デカいメインモニターを活用した粋な演出で初手からプリパラの世界観に没入することができたのでコンテンツのライブとして最高のスタートだったな~と振り返っています。

オータムではセトリの最後の方に「プリパラ最終奥義、発動!!」みたいな感じでMemorialを持ってきていたので、その対比としても楽しめましたね。

 

そして各キャラクターの前振りセリフからソロパートに突入。

ソロパートの始動、ぷりっとぱ~ふぇくとで完全にたがが外れました。ぷりっとぱ~ふぇくと大好き人間なので。みれぃから始まるっていうのもプリパラの歴史をなぞる感覚でエモい。そして芹澤のポテンシャルの高さはやっぱ凄いですね。

太陽のflare sherbetの通常ver.も久しぶりに聴けて嬉しかった。

あっちゃこっちゃゲームの時の大地葉さんはヘアスタイルとかメイクまでかなりにのに寄せて来ていて過去一可愛かったように見えました。見えませんでしたか?

 

そしてMiss.プリオネアをあの幕張でフル尺で披露してくれたことが本当に嬉しかった。

朝日奈丸佳さん、「去年のウィンターで本当はステージに立ちたかった」といつか話していた。けれど彼女がいたのは客席で、それをずっと歯がゆく思っていた。華園しゅうかとしてステージに立つことはオータムで叶ったけれども、やはり朝日奈さんにとってあのマクパリのステージに立つことには、最後のMCで本人の口から語られた以上の特別な思いがあったことと思います。オータムの時の朝日奈さんのブログ『「華園しゅうか」になれた日。』を読んでないオタクは今すぐこのブログほっといてそっち読んでください。

オータムの時よりも歌唱中の表情もずっと柔らかくなっててぼかぁもうね......。

このエントリー書いてる途中で朝日奈さんが今回のプリティーライブのブログを上げられていたので早速読んだんですけど目から涙が溢れるようなことが書いてあって目から涙が溢れました。まだ読んでないならば早急にそちらを読むことを強く推奨します。お願い、読んで。

 

ソロパートの後、再び各キャラの前振りセリフから今度はデュエットパートへ。

 このキャラクターとしての前振りがあることで作品のライブへ来ていることをより深く感じられますし、こちら側の次の曲にノっていく気持ちも高揚します。

僕今年片手で数えられないぐらいの回数のでびえんを現場で拾ってるんですけど本当に良いんでしょうか。「そこに跪け~」で床にひれ伏すのにも身体がすっかり慣れましたね。

 

WITH単独に行っていないのでWITHの新曲を聴くのはこの現場が正真正銘初めてだったんですけど、好きにしてI-I-Z-E、えっちすぎません?

WITHがえっちすぎてあの瞬間WITHの女になりました。めっちゃ強かった。そら男プリも栄えるわ。

 

そしてユニットパート。

寝ても覚めてもDREAMIN'GIRL、プリティーシリーズでこれまでセンターに立つキャラじゃなかった芹澤がセンターでめっちゃ活き活きしていたのでそれだけでも「良いねぇ~」という感情になれましたね。ミュージカル調なメロディに対してかなり運動量多めな振り付けだったのに三人ともレベル高くて凄かった。演出にセレパラっぽさを感じたんですけどこれを見た紫京院ひびきの反応とかちょっと気になりません?

COMETICでも言えることなんですけど、メルティックスターとかいうユニットは如何に赤城あんなに向いてる二人の女のクソデカい愛があってこそか、というのをヒシヒシと感じさせてきて来やがるのでやはりたまりませんね。

対してミラクル☆キラッツの乙女アテンションプリーズ、め〜〜〜っちゃ楽しいじゃん。正直SUPER CUTIE SUPER GIRLがあまりにも好きすぎてそこまで意識してなかったけど楽しすぎて一生踊れた。ヘッドマイクでダンスに振り切ってたのが最高でしたね。あとこれは声を大にして言いたいのだけれど、ラスサビ転調で上がるりんかパートの「乙女アテンションプリ〜〜〜ズ↑↑」が気持ちよすぎて好きなんですけどなんでshort ver.に入ってないんだ。

ちなみに僕が高まりすぎて左足をつったのはSUPER CUTIE SUPER GIRLです。それぐらい好き。

アメイジング・キャッスルは曲が始まる前からユニットパート冒頭のあろまからガァルルへのメッセージで感情が爆発してました。これは二年前からずっと言っていますがサビのピースからのターンの振り付けを世界一愛しています。

あとマジで天才だったのがPretty Prism Paradaise!!!。ここでPPP持ってくるの本当に分かってらっしゃる。ずっと聴きたかったから嬉しすぎたしイントロの入りで身体が天井まで吹っ飛んだかと思いました。

 

一呼吸おいてのラッキー!サプライズ☆クリスマス、これ二年前にアンフィでやったノリだ~って思いながら軽いノリで見てたら華園しゅうかに全部持って行かれました。

マイドリとファララと一緒に「DEAR MY FRIEND」なんて歌ってる華園しゅうかが見られたので「本当はこの枠はワクワクO’clockが良かったという気持ちを飲み込んでもいいな...」と頷くしかなかったですね。

総選挙曲のスター☆ア・ラ・カルト、ツイッターで斎賀さんと澁谷がなんか匂わせてたから新曲の警戒は一応してたけどマジで来ると思ってなくてワロタ。

ステージに見たドロマゲドン・ひ、自分の中の三人が絡むイメージと解釈が同じすぎて「そ~れそれそれ!!この三人はこれで良いんだよ~~」って謎のしたり顔でステージを見てました。

 

プリリズパートに関しては昼は三曲とも感極まって泣いてしかいませんでした。夜の方でちゃんと書きます。

Make it!もやばかったなぁ。

 

プリシャス締めはセトリ的には予想通りだったけどステージの絵面がなんか凄かった。

ここまで約三時間っておかしくないか。

 

夜公演の話

「昼で三時間高まり散らしてもう体力消耗したのにまだ夜あるとか正気か?」とか思いつつ次は大人しく見ることに集中するつもりで入った夜。

 

だったのにオープニングアクトで初っ端からプリマドンナが飛んできて瞬間的に前言撤回。プリティーライブの名を冠する今回のライブにプリマドンナ以上に相応しい曲あります?どう考えてもない。この時点で夜はもう勝ったようなものでしたね。

わーすたも最上級ぱらどっくす歌ってくれて良かった。

 

Memorialで再び感情になりながら「ソロはプリチャンに変わるぐらいかな~」って思っていたその時。

 

「恋愛裁判!?開廷です!!!」

 

え~、天才か?

この瞬間「これ夜もヤバイな」と確信しました。

ソロパートは昼のアイパラの枠がプリチャン枠になり、久保田がプリチャンに行った枠にふわりが入った形に。

夜は席がセンター寄りだったので個人的に昼と違って見えたのがfinal show女。レーザーライトの演出がめっちゃロックでかっこよかった。

プリちゃんのソロだと僕はワン・ツー・スウィーツがめちゃくちゃ好きなんですけど、やっぱ桃山みらいをやってる時の林鼓子ちゃんはマジで強いですね。歌声は無限に伸びるしこの日はお顔も上振れしていて危うく堕とされかけました。今後が更に伸びて行くであろうことを考えると無限すぎる。ワン・ツー・スウィーツはアウトロが狂おしいほどに好きなのでいつかどこかでフル尺を聴きたいです。

 

そしていきなりま~ぶるMake up a-ha-ha!が飛んでくるデュエットパート。

らぁらとみれぃのま~ぶる、やっぱ "原点" なんですよね。というかキャラ使い分けまくってこれだけ曲数こなす芹澤ホンマに凄くないか...?

去年と似た流れだったけどTwin mirrorも快打洗心も多動になれて楽しかった~。

 

ユニットパートでは昼と変わってドレシのGOD、マイドリのBMDと続き、モニターの本編映像ともリンクして感情のオンパレード。マイドリも新衣装でチームコーデ貰ってたのも嬉しくて心にジワジワ沁みましたね。

流れ的に「ソラミは組曲か~」って思ってたら来たのがまさかのトライアングル・スターで天井まで飛んでけされました。組曲はどちらかというとプリパラとしての集大成の楽曲というイメージが強く、ソラミの集大成の楽曲としてはやはりトライアングル・スターだと個人的に思っている節があるのでこの選曲はかなり嬉しかったです。

 

プリリズパート。

まさか2018年になってDream Goes OnにもDear My Future ~未来の自分へ~にもハ~ト❤イロ❤トリドリ~ムにもなれるとはな~......。

プリティーライブの出演者が決まった時点でこれらが拾えることはほぼ確定してたし、そのための心のウォーミングアップはしてきたつもりだったけど、だったけれども、実際に現場で聴いて物の見事にオイオイ泣いてしまった。

しかも三人の内の一人が歌っている間は残りの二人はバックダンサーに回るという豪勢っぷり。

Dream Goes Onでは後ろのメインモニターにAD12話と50話のライブシーンが繋がるように流れていたのがもうズルすぎた。ゾーンを再現する演出として会場に放たれたシャボン玉がステージを舞ってその中心には阿澄佳奈さんがいる〜という光景が綺麗でしたね。この楽曲が持つポジティブなパワーは本当に計り知れないな~。

Dear My Future ~未来の自分へ~は僕がこの日、というか僕が記憶にある限りで最も現場で聴けることを切望していた楽曲でした。

「諦めかけていた夢が叶う瞬間」、この歌詞が歌われると同時にそれが僕にも訪れたんですよね。

終演後の僕のキモいツイートがなんか伸びたりしたんですけど、まああれが本物の心情です。↓

 あのステージは上葉みあ、華園みあ、Prizmmy☆、日下部美愛、大久保瑠美の、Dear My Future ~未来の自分へ~のその全てが共存し、共演したステージでした。

 諦めかけていた夢を叶えてくれたプリティーライブと大久保瑠美さん、本当にありがとう......。

ディアマイフューチャーとみあが好きな僕の気持ちの全てが報われた気がしました。

もし間奏で「きらめきフューチャースター」とでも叫ばれてたら幕張に僕の墓石が立つところだったので危なかったです。

ハ~ト❤イロ❤トリドリ~ムは加藤英美里さんがあまりにも可愛すぎた。あれは好きにならない方が無理というもの。

 Aメロの「隣の友達と手を繋いでみたら~」でなるの右手にいたあいらと手を繋ぎ、「そのまた隣とも繋がりました~」で手を取り合うなるとあいらを見て駆けつけてきたみあとも手を繋いでたのがマジヤバなエモちゃんポイントでした。チョキチョキ振り付け出来たのも嬉しすぎた。

 そして阿澄佳奈さんが「ずっとセインツとしてプリパラアイドルたちと一緒に歌うことを夢見ていた曲」と語ったセインツ+ソラミドレシによるMake it!。

エモ...。

プリパラの全ての原点はセインツのMake it!であったことを再び思い知らされたと同時に、4年の時を経て目の前で繰り広げられている光景にカタルシスを感じずにはいられませんでした。

 

最後のMC。

朝日奈さんが去年の話を語りつつ「みんな、私とトモダチになってくれてありがとう!」と客席とステージの両方へ深いお辞儀をしていた姿に泣いた。

阿澄佳奈さんが「プリズムの煌めきは確かにここにありました!みんなの思い、受け取ったよ!」とプリズムクイーンカップの時の名台詞からも引用してて泣いた。

続けて大久保瑠美さんが渾身の「みあがいっちばーん!」をやった後に「あ、でもみんな各々の推しがいちばんでいいんだよ?」みたいなフォローを入れてたんですけど、DMF最終話であいらがみあに語った「それぞれの人にそれぞれのいちばんがある。それを教えてくれたのはみあちゃんだよ。ありがとう。」ってシーンが脳裏に浮かんで感情の処理が追い付かずに涙がエターナルビックバンしてました。このMCでDMF最終話を思い浮かべることができたオタクはこの世に何人いるんだろう。

したら左にいる阿澄さんの方を向きながら「私たち別作品にも出させてもらってるんだよね~」って振ったかと思えば、先にセンステに行った朝日奈さんに向かって「しゅうか~!後でお金貸して~!」と呼びかけたのに朝日奈さんが「ダメですわー!!」と即答してたのも泣きアニメ始まりすぎてこの日だけでこの二人に死ぬまで涙を搾り取られました。

斎賀みつきさんがひびきもまたセインツに憧れていたことに触れてくれていてのも嬉しかったなぁ。

ガァルマゲ新曲待ってます。

 

全体的な話

プリティーライブ、贔屓目を抜きにしても僕が今年参加したイベントの中でも最強を争うぐらい楽しいが過ぎるイベントでした。

ライブのクオリティも年々うなぎ登りで上がって来ていますが、それにしても今回は演出面等で飛びぬけて良い出来だった。

ライブの各パートへ移行する際の掛け声をあえてキャラクターの影ナレとして挿入することでコンテンツ世界観への没入を促進させ、曲間は不要なものを挟まずノンストップで進行することで全体の勢いを損なうことなく、中央の巨大なモニターにはアニメ本編のライブシーンやそれにまつわる名エピソードの映像を映すことで、参加する人間の感覚の奥深くで「ライブという現実」と「プリティーシリーズの世界」がシンクロするよう徹底して考え抜かれた演出・構成だったと思います。

そのキャラクターの影ナレにしても、それらのセリフの全てがそれぞれに意味のあるストーリーを有していて、何をとっても正真正銘「プリティーシリーズのライブ」と言い切れるものでした。

そういう面では総選挙曲のスター☆ア・ラ・カルトなんかは「プリパラのアニメは終わってしまったけれど、今、自分がステージ上に見ているものは間違いなくあの日の先にある今を生きているプリパラなんだ」と感じることができる特に顕著な例でした。

終わった作品をステージという再生機器でビデオ再生するわけではなく、ライブの中にコンテンツの世界観を作り込み、その作品が生きる場所の内の一つとしてステージを作り上げ、今を生きているキャラクターたちの姿にライブを通して触れることが出来る、というのが今回のプリティーライブの圧倒的な強みでしょう。

「これがコンテンツのライブの完成形」と言っても差し控えないと思います。

年々進化するプリのライブ、去年のウィンターでさえ「神イベ!w」って叫んでたのにどこまで伸び続けるんでしょうか。

これからも楽しくプリティーシリーズを追えそうで感謝しかありませんね。

 

なんかベタ褒めしすぎて酔って来たのでここいらで書き終わるとします。

6時間高まり耐久レースお疲れ様でした。

それでは来年のツアーで会いましょう。

久しぶりにプリパラでアンフィに行くの、割と楽しみかも。

 

 

P.S. 一緒にディアマイフューチャーかるたとディアマイフューチャー人生ゲームをやるディアマイフューチャーのオタク、募集中。