アイドルタイムプリパラ Winter Live 2017 感想
今年もプリパラの冬ライブに参加して来たのでその感想みたいな感じです。
もう一言で言っちゃうと本当に神イベでした。
とにかくめちゃくちゃ楽しかった～～。
今回のライブは｢プリパラアイドルの祭典｣って感じで正にお祭りのようなライブだったなぁと思います。最初から最後まで内容ギッシリで休む暇なんて全く無くて、本当に濃い時間でした。セトリ全部楽しくてずっと高まり続けてたから一日経って足が痛い痛い。
今回は去年までと違って｢アイドルタイムプリパラ｣のタイトルとしてのライブだったのでライブの方向性も変わってくるのかなぁと参加前は思っていたりしたのですが、実際参加してみるとアイドルタイムプリパラの内容をしっかり汲みつつも、これまでのプリパラのうま味も目一杯発揮させた構成・演出になっているてんこ盛りな内容で大満足でした。
というかむしろ今までより今回の方が自由な感じの尖った内容だったまであるかもしれない。こう、セトリから感じる「やりたいことやってやったぜ！」感が。
今回のライブはアニメも筐体もひっくるめてプリパラというコンテンツを好きな人ほど刺さる内容だったなぁと感じています。詳しくは以下に書いていくけれど、一つ一つのセトリに「俺はこれがやりてぇんだ！！！」っていう意図がハッキリと見えた上に、セトリ間にも曲と曲を繋ぐストーリーみたいなものがしっかりと感じられて、一つのコンテンツのライブとして本当に良い形に仕上がっていたんじゃないでしょうか。
具体的に触れていくと、まず開幕の北条姉妹ですよね。完全にやられた。不意打ちの姉妹ライブ、初っ端からオタクをボコボコにする気マンマンかよっていう。しかも歌った曲はまさかのクール・スター。選曲したやつ誰だ？？殺す気か？？？序盤からエモすぎて無理。オタクがずっと見たかったやつが全部塊になって襲い掛かってきた…。
そして北条姉妹に続くようにここからデュエットゾーンに。これが本当に楽しかった。
らぁら×みれぃのま～ぶるMake up → らぁら×のんのBrand New Dreamerの流れはなんだかみれぃとのんがらぁらを取り合ってるような感じで面白かったし、その流れでのBNDはどこか第122話「姉妹でかしこまっ！」を彷彿とさせるようでもの凄くエモかった。僕はBNDを聴ける日を心から待ってたからボロボロに泣いてしまった。
Twin mirror → 快打洗心もドロレオからシオンにのへ繋ぐのがアイドルタイム本編の流れを汲んでて分かりみしかなかった。そしてどれもめちゃくちゃ高まる。
セトリの中でデュエットを固めることで一つのそういったコーナーとしてとても上手く成立していたと思います。
そしてアイドルタイムのゆい、にの、みちるの曲をそれぞれ登場順に繋いでからのBeleive My DREAM!。この流れはもう最初から確定してたみたいなところはあるけどやっぱストレートに直球勝負でやってくれるのは気持ちいいですよね。
Believe My DREAM!はメロディラインも歌詞もエモさで殴りに来るタイプの曲なので本編を思い返しながら順当にエモくなってたんですけど、Dメロあたりからモニターに第36話のシーンが回想のように映し出されてて無事に無理になりました。
伊達ちゃんも大地さんも山田さんもプリサマで見た時より進化しててハナマルっす。
あとWITHはですね、Giraギャラティック・タイトロープで死ぬほど高まりすぎて死ぬかと思った話もしたいんですがCRAZY GONNA CRAZYがですね、衝撃でしたよね…。周りのオタクみんな発狂してました。そしてそれを受けて「WITHにはこういう可能性があったのか～！！」と。ライブ初参戦で持ち曲も１曲しかないが故にプリパラに縛られないWITHだからこその選曲なわけで、今回のあの場において非常に上手い役割を持てたなぁと感じています。そして今回プリティーリズム・キンプリのラインだけでなくプリパラにもカバーされたことでCRAZY GONNA CRAZYがシリーズとシリーズを繋ぐ架け橋として本当に「みんなの知ってるあの曲」という存在に成り得るんだということも感じさせられて、とても良い試みだったと個人的に思っています。
あとあと前述したセトリ間にあるストーリー性、これは特にかりすま～と → TRIal HEART → 0-week-old → ピュアリ☆スマイリィの流れが顕著でした。
トライアングルで一人三役こなすのんを受けて「私も一人三役やってやるわよ」とTRIal HEARTを歌うみれぃ。みれぃも「やられてばっかでたまるか」とのんに対抗心を燃やしているようでこれがまた面白かったんですよね。
そしてそれを受けたガァルルが(うろ覚えだけど)「みれぃのライブを見て一人じゃないって感じたガァル！」みたいなことを言って0-week-oldを歌う流れが卑怯すぎた。ガァルル→みれぃへと思いが繋がった第80話になぞらえつつ、今度はその逆のみれぃ→ガァルルへ繋がるのが本当に良かった。しかもモニター見たら第80話のライブ映像が流れてる。ズルい。泣かないわけがない。しかも今回は去年一緒に0-week-oldを歌ったファルルも、アメイジング・キャッスルを歌ったあろまもステージにはいない。そんな中でガァルルが「一人じゃないんだ」と胸を張って歌いあげる姿はまあ号泣ものですよ。
そしてガァルルの勇姿に応えるようにガァルマゲドンとして同じチームのみかんのピュアリ☆スマイリィに繋がる。(個人的な話だけど、もう絶対拾えないと思っていたピュアリ☆スマイリィが聴けたのはプリパラのオタクとしても、渡部優衣さんのオタクとしても、筐体のオタクとしても本当に財産。生きてて良かった。)
全部ひっくるめて、このストーリー性を持った一連の流れは凄く良いセットリストだったなぁと。曲の繋ぎが上手いと純粋にテンションも上がりますし、更にそこにキャラクター間のやり取りがあるとより一層そのコンテンツの世界観に浸かることができるので、こういったコンテンツのライブとしてはあの構成・演出は個人的に一つの理想形だったと感じています。
その後ではGoGo!プリパライフ ノンシュガーver.とかコノウタトマレイヒ feat. あじみとか紫京院ひびきディナーショー クリスマススペシャルメドレーwithあじみとか「とにかくやりたいことやってる感」が物凄く好きでした。最高にプリパラやってる感じでどれも楽しかったなぁ。上田麗奈さんは今回過去最高に黄木あじみしてましたね。何から何まで黄木あじみですさまじかった。
組曲フォーエバー☆フレンズ ～第一楽章～「I FRIEND YOU!」はアニメ本編を思い返しながら「やっぱりソラミは神アイドルなんだなぁ...」って思ったりしたのと一緒に「このライブもラストへ向かっているんだな～」とも感じてなんだか凄くエモーショナルになってました。
オールアイドル組曲 プリシャス♪は正にプリパラの集大成って感じでプリパラの物語を紡いできたアイドルたちがみんなステージに集まって歌っているのを見て聴いて「プリパラ一生すこだ～(泣)」ってなってました。プリパラというこのコンテンツのオタクで良かったなぁ。
出演者全員でのMake it!はまた別格でしたね。開幕レディスマでオタクたちが一斉に汚い倍速MIXとガチ恋口上を響かせていたのも楽しかったし、まさかのドレシでドリームパレードが来ると思わずにまたしてもオタクたちが豹変してバケモンになってたのも本当に楽しかったけど、最後のMake it!はなんていうかいつもの高まりとはまた違うエモさでした。プリパラの始まりの曲がこういう風に歌われるのって凄く良いなぁって感慨深くなりながらブチ上がってました。
とまああっちゃこっちゃ雑多に書いてきましたけど長くなりすぎるし自分も疲れるのでここら辺で止めておきます。
とにかく今回のウィンターライブは本当に楽しかったな～って気持ちです。
もちろん「アレも聴きたかったな～」とか「あの曲はフルで聴きたかったな～」みたいなのも無いと言ったらウソですけど、あれだけパワフルなライブをやってもまだまだやりたりない曲があるっていうのは、プリパラがそれだけ大きなコンテンツに成長したという証でもあって、それはある意味とても贅沢で幸せなことだなぁと思うところもありますし、何よりもライブ中はそんなこと考える暇なんてないぐらいセトリ全部楽しかったってのが一番大きいです。
開演前はオタクたちと「今日のシクレはあの人が～」みたいな会話も度々したけれど、今回の公演はそういう方法ではなく、セトリや演出面でのサプライズ的な要素を豊富に仕込んできたのも非常に嬉しく、好感が持てる内容でした。
構成も演出もとてもコンテンツに寄り添っていて、キャストの方々も裏方でステージを作られこられてきたであろう方々も含めて、作り手の深い作品愛を感じることのできるライブで心から楽しかったなぁと思っています。
これからもこういうコンテンツであってくれたらいいなぁ。
最後に一言だけ。
最後の夢川兄妹のハイタッチ、あの流れ本当に完璧すぎて最高以外の言葉がなかったです。ありがとうございました。生きてて良かった…。
P.S.会場で斜め前にいたオタクへ
全曲キレッキレに完コピしてめっちゃ楽しそうに高まる貴方はマジで最高だったよ、輝いてた。おかげで俺もめちゃくちゃ楽しかった…。ありがとう名も知らない完コピオタク。貴方みたいなノリの良いオタクとまた近くの席になりたいよ！
